ゆる判(引越先)

ゆる判(うすあじ

手描き消しゴムはんこ彫る人。そのゆくさき。#yuruhanga

はんこの神様が京都には。

今回の旅は、薄い記憶のカケラがキッカケなのでした。

2015年、慌ててめぐった京都旅。
一宮詣りで間に合わなかった下鴨神社

そこにははんこの神様をおまつりした社があるとのことなので、
行き先の最終決定に至ったわけです。

優柔不断でおなじみの消しゴムはんこ家、ゆる判画でございます。
ご来訪ありがとうございます。前置きの長さ(笑

6時はまだ暗い時間なのですが
静かに宿を出発。
やや雨模様の中、四条駅まで歩きます。
そこから地下鉄で出町柳駅へ。
駅から少し歩くと鳥居が見えてきます。



清浄な空気の中、長い参道を歩きます。
まだ何も食べずにいるせいか、
身体の感覚が研ぎ澄まされてるので

小川に流れ、鳥のさえずり、木々の葉に雫が当たる音。
とりまく環境のすべてがダイレクトに響いてきます。

(…お腹にじゃないよ!?)

人が少ない時間はゆっくりできるのでありがたいです。

お詣り。
古代のお祈りの遺構とか、護衛の人用の待機所とか細かい見所がたくさんあります。
もちろんはんこの神様も。

鴨長明の方丈も、なかなか良かったです。

つづきまして、
建仁寺


風神雷神図屏風で有名なお寺です。
…広い!
こんな広さの畳敷きは初めてみたかもです。

襖絵も新旧いろいろあるので刺激的です。

童子が遊んでるっぽい襖絵がとても和みます。
龍の襖絵は迫力的。
禅寺だからか、庭もどこか哲学的宇宙観でした。
個人的なオススメは、最初に靴を脱ぐ場所の吹き抜けです。

かっこいー。

ここから
清水寺

大体の方向と、地面の高低差を見ながら進みます。
地図は参考程度。
地図にだけ頼ると現地の景色をポイントでしか見れない気がするのです。
曲がる目印とか、有名な建物とか。

風景の答えあわせだけになるのが、なんだかもったいない気がするのです。
初めて見る感覚をどばどば味わいたい。
自分の好きな、心に響くような風景とか、おみやげとか。食べ物とか。
自分で発見する喜びを感じたいのです。

金比羅さんを抜けて、坂本龍馬墓所の方から寧の坂を登ります。

(さすがにもう人は多いです。えべっさんもやってました。)

近道かどうかわかりませんけど。
おかげで素敵なお店にも入れました。


清水寺
舞台。

高い。怖い。でも写真は撮る。
本堂の中は暗めですが、仏像がたくさんあったように思いました。

時刻は13:20

さぁ。14時に電車に乗らないと、18きっぷだけで帰るのは難しくなってきます。
でも、
行きたい喫茶店があるのです。

…続く!!