ゆる判(引越先)

ゆる判(うすあじ

手描き消しゴムはんこ彫る人。そのゆくさき。#yuruhanga

そばそば諏訪大社(そばじゃない)

で、翌日。
朝食前にチェックアウト。
電車に乗って再び小諸から小海線です。最後の小淵沢まで乗り切ります。

乙女、のイントネーション。
徐々に近づく八ヶ岳
最高地点の野辺山をすぎて、清里駅の手前あたり。
急にその瞬間がきたのです。

山の隙間から富士山の雄大姿が。

もうテンション上がります。
写真は、うまく伝わらないので撮りませんでした。

もともとは見えるとも思っておらず、
高い場所から遠くの富士山が急に見えることって、未経験だったのです。
時間に余裕のある方にはぜひ小諸から見にいって欲しいです。

小淵沢で慌ただしく乗り換えて、茅野駅で降ります。
お腹が空いたので駅そば。かき揚げそば。
身体を温めて徒歩に備えます。

今日の目標は、、今日決める!

諏訪大社四社お参り。
地図を案内所で手に入れます。
上社前宮。約2キロ。
途中の神社にも御柱。小さな社にも御柱
突然の寒天工場。
川の流れ。鳥居。巨木。
静かな存在感。山の斜面に沿って立つ本殿?
見守ってる時間の長さ
まだ新しい柱。
失われた施設。
お参りに向かう山道と、振り返って見える景色が、幽玄なコントラストを紡いでくれます。

次に向かうのは下社本宮。1.2キロくらい、かな。
やや西に。麓に沿って進む感じ。


すごい高さの霜柱を見つけました。8-9センチくらい。うちの方では4センチくらい。
単純に倍なので驚きました。普通に写真とっても、何か横に並べないとわからない
柱が見えてきそう。
回廊のような入り口。
絵馬殿。土俵。、、土俵です。
どうもお相撲に縁がある。神様がお相撲をとった伝承があるようですね。
脇から入ったみたいです。

お参りをしようとしたらどなたか祈祷を受けていて、神職さんが祝詞をあげていました。
手をたたくのは、なんかお邪魔かなと思ってしまい。待ちました。

おみくじを引きました。花が咲くのはまだ先だったり、
つとめて慎ましく行くように。焦りは禁物、だそうです。

不思議な構造の神社でした。

さて。
そろそろ歩きに疲れを感じ。次の行程は少しバスで、と思うのです。
本数は限られてるので、逃したら大変。
たまたま循環バスが来たので乗ります。

見知らぬ土地の循環バス。ミステリー感ある。
駅にさえ行けば、青春18きっぷが使える。
町の中をぐるぐる回り、上諏訪駅に着きました。

駅の北側が壮大に工事中で、何かと思いきや。
駅前の百貨店が閉店したんですね。
東側には昔の商店街がありまして、今は珍しいタバコ屋コーナーなどが現役で使われていたりしました。
予備校っぽい建物がすごく歴史のありそうな感じで、もともとはなんだったのか気になります。

電車がギリギリの時間だったので、ホームにある足湯に気づくのが遅く、次回浸かりたいです。

下諏訪駅に降りると、柱が。長野オリンピックの時に飾られたもの?

まっすぐ下社へ。途中の橋を目指して。静かなお社なんですが、
上社とは違う、平らかな雰囲気。
言い方がわからないのですが、上社は古来の厳しさを感じ。
下社は街道沿いにある宿場の柔らかさを感じました。

そこから四社めへは。中山道を歩きました。
緩やかな坂のアップダウンが、浮世絵にありそうな、昔の人力旅への妄想がすこぶる捗ります。

温泉宿。公共の入浴場。入りたいけど時間が迫る。
大きな注連縄。神楽殿が大きかったです。

無事に四社すべてお参りできました。


電車の時間ギリギリまで、 町の路地を探索します。
気になる建物があれば歩き、気になる路地があれば歩き。
なんだかわからない看板に惹かれて行くと、素敵なパン屋さんがあったり。

事前に調べないぶん、時間はかかるけど。
発見した時の喜びメーターの振り切れ具合がたまらなく好きです。

そばが美味しくて、諏訪大社は駅からそばじゃなかった話でした