ゆる判(引越先)

ゆる判(うすあじ

手描き消しゴムはんこ彫る人。そのゆくさき。#yuruhanga

「君の名は」展と想定外の夜空と


「君の名は」展が終わってしまう。
旅への衝動が抑えきれなくなるのです。
場所は小海町高原美術館

ひとまず宿を予約して。青春18きっぷ、それと時刻表。
移動手段と宿だけ。あとは。心の余裕。
なるべく使ったことのないルートを選びます。

高崎→佐久平だけ北陸新幹線を使うことにしました。
いきなり18きっぷ使えないルート。

逆方向へ。
佐久平から小海に行くと思いきや。逆方向の小諸に行くことにしました。
直感最優先で、懐古園へ。
もともとはお城で、廃藩置県のあと放置されたんですって。
石垣も苔生してたりで、なんとなくわかった気になります。

朝早くから開いていて、人も少なくゆったり散策。
石垣の積み重ねや、落雷で焼失した天守
深い谷。高い場所から見下ろす千曲川
桜や紅葉がすごそうと想像しながら歩きます。

お腹は空いても茶屋などは閉まってますが、風景や空気を吸収するつもりで歩きます。
「ここで見張りを?!」とか「ここから富士山が!?」といった発見をしながら歩きます。

(富士山の話はまた出ます、多分)

あらかじめ下調べをしないので、隣には動物園が!という発見した感が高まります。

吊り橋を渡ると、ポニーさんが。
隣には鹿さんが。羊さんが。
みんな「お!飼育員か!?…あ、なんだ違う奴か」みたいなリアクション(´・ω・`)ごめんよ?。

ペンギンさん群れるライオン吠える、すごい迫力でした。
せわしない狸さんや、警戒モードの狐さん、ギャップが!

この動物園のすごいところは、

人間用の檻があることです。ちゃんと解説もあります。
正門からではなく、裏門から入るのをオススメします。

汽車の時間なので一路小海へ。
そこからバスで美術館に向かいます。

さすが最終日、なかなかの行列。
緻密な美術やコンテを見ます。
印象的だったのは、小物のデザインでした。
ふでばこ。シャーペン。ハリネズミの人形。
それから新海監督のコメントと、それまでの作品を繋げた映像。
発表順ではなくて、それぞれの作品のテーマが共有しているシーンを繋いでいるように思いました。

パンケーキもギリギリ食べられました。

フンワリでした

宿は軽井沢だったのです。
駅から少し離れていて疲れ気味でやや凹んだんですけど。
けれど。

それだけ夜道を歩くということは
星を眺めることに気づきましたよ。どんだけポジティブなんだろー。

これは地元では見られない量の星ぼしでした。
ありがとう冬空さん。

夕餉のお蕎麦も美味しうございました。